「今月だけで、友達の結婚式が3件…もう、ドレス何着まわせばいいの?」
「彼氏いるけど、正直まだ結婚とか実感わかない」
「親から“あんたはいつ?”ってLINE来るたびに胃が痛い…」
そんなふうに、周りの“結婚ラッシュ”にちょっと疲れてない?
SNSを開けば、ブライダルフォトや結婚報告、マイホーム購入の投稿が目に飛び込んでくる日々。お祝いの気持ちと同時に、「自分はこのままでいいのかな…」と、焦りや不安が湧いてくる。
だけど、大丈夫。焦って誰かと比べるよりも、自分のペースで幸せを築く力があなたにはある。
この記事では、20代後半女子にありがちな「結婚ラッシュの焦り」にどう向き合えばいいのか、心が楽になるマインドセットを紹介します。
ひとりじゃないよ、一緒に深呼吸しながら読み進めてみてね。
焦りは“自然な反応”。でも、支配されなくていい
結婚ラッシュの波が来ると、どんなに前向きな子でも心がざわつくのは当たり前。
心理学では、こうした現象を**「ソーシャル・コンパリゾン(社会的比較)」**と呼びます。
つまり、自分と他人を無意識に比べてしまう状態のこと(※1)。
「同じくらいの時期に就職したあの子はもう結婚してる」
「後輩が先に結婚して正直モヤモヤする…」
そう感じるのは、“自分が置いていかれそう”という危機感や、未来への不安があるから。
でも、それは「遅れている」のではなく、「タイミングが違う」だけ。
焦りに飲み込まれず、自分の価値観を守るための“心の軸”が必要なんです。
焦って選んだ恋は、後悔しやすい
20代後半は「結婚するならこの人でいいのか?」という悩みが急増する時期。
ゼクシィの調査によると、25〜29歳女性の約6割が“結婚への焦り”を経験していることがわかっています(※2)。
でも、「早く結婚したいから」「周りに遅れたくないから」という理由で決断してしまうと、その後に**“違和感”や“モヤモヤ”が残りやすい**。
結婚はゴールではなくスタート。
“誰とするか”が、その後の人生の質を大きく左右します。
焦らずに自分を大切にできた女性の話
私の友人に、28歳で周囲がどんどん結婚していく中、あえて「自分のタイミング」を選んだ子がいます。
彼女は焦らず、29歳で仕事を優先する決断をし、その1年後に出会った相手と自然な流れで結婚。今はとても幸せそうに暮らしています。
彼女がよく言っていたのは、
「あの時、無理に周りに合わせて結婚してたら、今の幸せはなかったかも」
という言葉。
“結婚を遅らせた”のではなく、“自分を信じて決断した”からこそ得られた結果だったんです。
焦りを味方に変える3つのマインドセット
①「今、自分にとって一番大事なことは何か」を見つめる
結婚だけが人生じゃない。キャリア、趣味、自己成長——それらも等しく大切。
自分にとっての“今の優先順位”を明確にすることで、焦りが落ち着いてきます。
②「比べる対象」を変える
他人と比べるのではなく、“1年前の自分”と比べてどうかを意識すると、自己肯定感がぐっと上がります。
③「幸せの定義」を自分の言葉で書き出す
誰かが決めた“幸せのかたち”に当てはめる必要はなし。
「私はどんな状態が心地いいのか?」を知っておくと、ブレない自分でいられます。
焦らなくても、あなたには“あなたの幸せの形”がある
結婚ラッシュに飲み込まれそうになるときは、ちょっと深呼吸して思い出して。
あなたは他の誰かの人生を生きているわけじゃない。
「今の自分に必要なもの」「自分の幸せのかたち」を見つめられる人は、いつかちゃんと、自分にぴったりのパートナーと出会えるから。
だから、今は焦らなくていい。
それでも不安になったら、ここに戻ってきて。
一緒にまた、心を整えよう。
【参考文献・出典】
- ※1:Festinger, L. (1954). “A theory of social comparison processes.” Human Relations, 7(2), 117–140.
- ※2:ゼクシィ結婚トレンド調査2023 https://zexy.net/contents/lovenews/article.php?d=20230929
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